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次々と開発されている規格外のイチゴやモモを使った、エコでユニークな商品をご紹介する。

伊達市霊山町の松葉園のハウスで収獲しているのは、真っ赤に熟した、イチゴ。
毎年３０トンものイチゴを出荷している。

ハウスで栽培するイチゴは比較的、安定した生育が望めるそうだが、それでも出てしまうのが、規格外品。

形や色が不揃いでそのまま出荷することはできず、これまで廃棄していたが、この規格外品を使ってある商品を開発した。

それがイチゴを乾燥させた、『パリパリ乾燥いちご』。

スライスしたイチゴを、専用の機械でまる１日乾燥。
イチゴなのに、パリパリとした食感。
そしてイチゴの風味や酸味がくせになるとのこと。

松葉園の大橋松太郎さんは「計画以上に売れ行きはいい。規格外のイチゴを捨ててしまっていたが、そういったものを利活用して１年を通して、地域をＰＲできる商品ができないかと思って、取り組みを始めた」と話す。

伊達市では生産する農家が、自ら加工し開発した６次化商品の支援に力を入れている。

そのおかげもあり、今、次々と新たな商品が誕生している。

そして、６次化商品の開発に取り組むのは農家だけではない。

漢方を中心に扱う港屋漢方堂薬局が開発した６次化商品が、ことし３月に誕生した「日本酒サングリアの素」。

乾燥させた伊達市産の「モモ」と、漢方の調合技術を活かしブレンドした「ハーブ」をつめたティーパック。

そこに「日本酒」を注げば、香りと色味なども含め、まったく新しい日本酒の飲み方として楽しめるという。

港屋漢方堂薬局の貝津有岳さんは「漢方は医薬品以外にも食品として扱えるものがたくさんあるので、それを生かして、漢方が身近になるような商品を作りたいと思った」と話す。

はたしてどんな味なのか、取材した大川悠輔記者が味わってみると「非常にハーブの香りが立っていて、飲みやすい日本酒。日本酒の甘みも引き立っているように感じる」という。

規格外品のフルーツを使った、とってもエコな６次化商品は、伊達市の道の駅などで購入できるという。

急激な川の増水により、毎年、全国各地で相次ぐ、水の事故。

現場で救助にあたっているのが、消防の水難救助隊だ。

郡山消防署水難救助隊には、研修生含めて２４人が在籍していて、本格的な雨の時期やレジャーシーズンを前に日々、訓練が行われている。

県警察によると、去年１年間に県内で発生した水難事故は２９件で
１７人が命を落としている。

ことしは、３年ぶりに海開きや湖水開きが予定されていて、事故の増加が心配される。

この日は、阿武隈川で実際の救助を想定した訓練がおこなわれ、防災ヘリが出動し、水難救助隊との合同訓練を行った。

増水した川に流された人の救助では、隊員たちは身を危険に晒しながらの難しい作業が求められる。

もし、川に流された場合、私たちにできる対処はあるのだろうか。
郡山消防署の蒲生弘当直長に聞くと、「足は下流側、頭は上流側に向ける。何故かというと頭を下流側に向けると、障害物に当たってしまう可能性があるので、なるべく足を下流側に向けて体の力を抜いて救助を待つ」という。

いざという時の備えや知識が大事になりそうだ。

２０２０年に水難事故に遭った人は１５４７人、そのうち７２２人が犠牲となっている。
ちなみに、中学生以下の子どもの犠牲者の６４％が「川」で発生している。

川というと、家族で水遊びやバーベキューなどを楽しめる場所でもあり、これから遊びに行く人も増えていくと思うが、事故に遭わないための対策のポイントは２つ。

まず１つ目は、出かける前に天気や川の情報をチェックすること。

上流付近での大雨やダムの放水があれば、増水する可能性がある。
また、全国の河川で発生した水難事故の発生場所などが地図などで分かるウェブサイトもある。

２つ目は、その川の「危険を示す掲示板」があれば要注意。

川の地形は複雑で、急に流れが速くなるなどの恐れがある。
特に、中洲や川幅の狭いところは、注意が必要だ。

そして万が一、水難事故になった場合、どうやって命を守るのか？

川や海で遊ぶ際は「ライフジャケット」を身に着けることで、無事に救助される確率がぐんと上がるという。

ことしは３年ぶりに海開き、湖水開きが予定されている。命を守るための備え、準備を心がけてほしい。

産業の復興を検証するシンポジウム＝「産業復興１０年を検証する」が郡山市で開かれた。

このシンポジウムは、震災後１０年間の復興を産業の面から振り返り、福島の産業の未来について考えようというもので、中小企業の経営者らが意見を交わした。

登壇者が、「新しい経営の形を実現して、一緒になって福島県の新しい産業を作っていきたい」などと話し、参加者も聞き入っていた。

7日の日経平均株価は、前営業日比68円90銭高の2万7984円79銭で寄りつきました。

7日の予想レンジは、日経平均株価は2万7900円～2万8200円、為替はドル／円＝132円00銭～132円40銭。注目ポイントは ｢200日移動平均｣ 。注目業種は「輸出業種とインバウンド消費関連」。今後の見通しは「“金曜日の波乱”に注意」。

注目ポイントなどをマネックス証券の広木隆さんが解説します。（詳しくは動画で）

7日の日経平均株価は、前営業日比68円90銭高の2万7984円79銭で寄りつきました。

【全国予報】
7日（火）は、東北は雨が続く予想です。南部を中心に雨量が多くなっている所があり、夕方にかけて土砂災害に厳重な警戒が必要です。

北陸は断続的に雨で、雷を伴う所もあるでしょう。関東甲信も、にわか雨がありそうです。朝、雨が降っていなくても、雨具はあった方が安心です。

東海から西は、晴れ間が出る所が多い見込みですが、日本海側を中心に雨が降る所がありそうです。沖縄は、昼前にかけて激しい雷雨にご注意ください。

■予想最高気温
東北は気温が低いでしょう。青森は12℃と、前日よりも4℃低く、4月上旬並みでしょう。仙台も15℃と、かなりヒンヤリと感じられそうです。

東京は前日よりも高くなりますが22℃の予想と、暑さはなさそうです。西日本は25℃以上の夏日になる所がありそうです。

【週間予報】
8日（水）は、東日本中心に雨が降りそうです。東京は気温も低く最高気温が20℃に届かない予想です。9日（木）から10日（金）は晴れ間が広がる所が多そうです。

11日（土）からは、西日本や東日本で、雲が多い天気が続くでしょう。